関節痛さよなら大百科 HOME » 第2章 医療機関による関節痛の治療 » 薬物療法

薬物療法

関節痛の薬

関節痛を治療するための有効な治療法のひとつに薬物治療があります。

使用される薬は外用薬と内服薬に分類され、その他に関節内部に薬を注射する方法もあります。それぞれの作用と副作用を見ていきましょう。

膝が痛い、肘が痛い、指の関節が痛いといった人は、ぜひ参考にしてみてください。

関節痛の薬物療法1~外用薬

関節痛の治療に外用薬として使用されるのは、湿布(シップ)、軟膏、クリーム、ローションなどの塗り薬です。

多くは非ステロイド性の消炎鎮痛薬が使用され、患部に塗り貼りするだけで効果が得られるなど、手軽でありながら長時間、使用できるのが特長です。

患部を温めたり(または冷やす)、炎症を抑えて痛みを軽減させる効能がありますが、内服薬に比べると効き目は小さく、薬を塗った範囲にしか効果が及ばないという短所があります。

重い副作用はほとんどありませんが、人によって肌のかぶれを起こすことがあるので、夏はクリームやローション、冬は湿布を使うなどの工夫が必要です。

関節痛の薬物療法2~内服薬

内服薬は、口から飲む錠剤や粉末タイプの薬です。

関節痛の症状や原因によって使用される薬剤は異なりますが、一般的には非ステロイド系消炎鎮痛剤が広く使われています。胃腸に病気・障害があって内服薬が使えない場合は、座薬を使用することもあります。

炎症を抑え、痛みを和らげる効能は外用薬と同じですが、効き目は外用薬よりも大きくなります。効果は全身に及び、関節痛以外の痛みに対しても有効なのが特長です。

効果が高い反面、副作用も出やすくなり、胃痛、胸焼け、食欲不振などの症状や、場合によっては、ぜんそく、腎障害、肝障害を引き起こす可能性もあります。

副作用をできるだけ避けるためには、注意書きをよく読んで服用し、他に服用している薬やサプリメントがある場合は、それを医師に伝えてよく相談することが重要です。

関節痛の薬物療法3~薬物注射

薬物注射は、関節内部に注射器で直接、薬を注入する治療法です。

炎症がひどく外用薬や内服薬に効果が見られなかった場合には、ステロイド系抗炎症薬が使用されます。ステロイド薬は消炎鎮痛効果が高いのが特長ですが、副作用の種類が多く、頻度も高いため頻繁には使われません。

この他、ヒアルロン酸を関節内に注射することもあります。加齢により、関節液の主成分であるヒアルロン酸が減少し、滑らかさを失った関節軟骨は、すり減りやすくなって炎症を起こします。

ヒアルロン酸を関節内に注射して補ってやることで、関節のすべりを良くし、炎症を抑える効果が期待できます。関節の軟骨の破壊が、軽度から中程度に人に適しているとされています。

膝が痛いときなどにサプリメントで補いたい成分

関節の痛みを和らげる効果があると言われている成分には、グルコサミンコンドロイチンコラーゲンヒアルロン酸などがあります。これらは、すべて軟骨の成分の一部として存在するものです。

こうした成分を食べ物から摂ろうとすると、摂取量に限界があります。

例えば、関節痛に効果的なグルコサミンとコンドロイチンの量は1日あたり1,500mgと言われますが、それだけの量を食べ物で補うのは、ほぼ不可能でしょう。

そこで無理なく必要量を摂取する方法として、サプリメントの活用があります。

年齢を重ねるごとに、作られる量が減ってしまう軟骨成分をサプリメントで補おうというわけです。

注意したいのが、薬物療法を受けているときに発生する副作用の問題です。サプリメント自体には副作用がなくても、飲み合わせによって薬の副作用が出やすくなってしまうことも考えられます。

勝手にサプリメントの飲用を始めるのではなく、必ず医師と相談するようにした方が安全・確実です。

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