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運動療法

関節痛の運動療法

運動療法は、トレーニングによって関節周囲の筋肉や関節運動に関係する筋肉の力を向上させ、関節の可動域を広げて動きをスムーズにさせる治療法です。

膝が痛いなど、関節痛が激しい場合は安静にするのが原則ですが、症状が落ち着いてきて、動かせるようになってきたら、無理のない範囲で運動をするのが大切です。

痛みがありながら、関節をかばって何もしないで放置してしまうと、筋肉や骨は弱っていく一方です。

したがって、体を動かすことで「歩く」、「座る」、「階段を上り下りする」といった日常生活の動作をスムーズに行えるように、治していくことが重要になります。

「膝が痛い」を解消するためのストレッチ・筋トレ方法

「膝が痛い」など、関節痛の緩和に役立つストレッチ方法、筋力トレーニングをはじめとした運動療法について解説しています。行うときには無理をしないことが鉄則です。

筋力トレーニング

「膝が痛い」など、膝関節の痛みを抱える人にとって、筋力トレーニングはとても重要です。

膝関節の安定のためには、主に、太腿の筋肉(大腿四頭筋)と、ハムストリング(大腿の裏側にある筋肉)を鍛えます。

最初は軽めの負荷で、筋力がついてきたら、徐々に強度をアップするようにしましょう。無理はせず、できるだけ毎日続けるようにしてください。

太腿の筋力がつくと、膝関節への負担の軽減や、スムーズな曲げ伸ばしなどの効果があります。また、膝を適度に動かすことで、膝の痛みを和らげ、炎症を抑えることができます。

ストレッチ

ストレッチは、変形性膝関節症や五十肩に効果があります。入浴後など、関節の動きが良いときに行うと、より効果的です。

筋肉や靭帯を伸ばすストレッチを続けることで、筋肉や関節の柔軟性がアップするので、各部の曲げ伸ばしがしやすくなるでしょう。

また、ひとつの動作だけでなく、いろんな種類を組み合わせて、毎日継続することが大切です。継続することで、少しずつ曲げ伸ばしできる範囲が大きくなるので、決してあせらないこと。

しかし、やり過ぎは逆効果になるので、痛くなるところまで無理に伸ばす必要はありません。

全身運動

全身運動とは、ウォーキング、ジョギング、ダンス、水泳といった、全身を使う運動のことをいいます。大きな筋力や瞬発力が必要な無酸素運動ではなく、少ない負荷で長時間行う有酸素運動が基本メニューになるのが特徴です。

有酸素運動を行うと、骨や筋肉が強くなって、関節の痛みが和らぐだけでなく、エネルギーを効率よく消費します。その結果、肥満が解消され、膝関節などへの負担が軽減されるというわけです。

おすすめは、関節への負担が少ない軽めのウォーキングや水中歩行になります。

最初は筋力トレーニングやストレッチから始めて、数ヶ月経ち、症状がよくなってきたところで、まとめの意味で全身運動を取り入れるようにするといいでしょう。

運動療法は、今日からスタートして、翌日すぐに効果が出るものではありません。無理をしないで、ゆっくり行うこと。少しずつでもいいので、長く続けることが重要です。

できれば医師に相談して、どういった運動から始めるのがよいのかアドバイスを受けると、より安全に進めることができます。

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