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第2章 医療機関による関節痛の治療

膝などの関節痛を発症し、病院で受ける治療法には、大きく分けて保存的療法と手術療法の2つがあります。

保存的療法とは手術をしない治療法で、薬物療法、理学療法、装具療法などがあり、通常はこれらを組み合わせて行います。保存的療法で効果が得られない場合に選択されるのが手術療法です。

保存的療法

薬物療法

痛みを和らげ、炎症を抑える非ステロイド系の消炎鎮痛剤が使用されることが多いです。薬の形態には外用薬と内服薬があり、外用薬は湿布や、軟膏、ローションなどを患部に塗り貼りするだけなので手軽です。
内服薬は、錠剤や粉末タイプの薬剤を口から飲み込みますが、長期服用や他の薬との飲み合わせで副作用が出ることもあります。

理学療法

温熱療法や運動療法がこれにあたります。温熱療法は、患部を温めることで血行を促進して痛みを和らげる治療法で、ホットパックや電気・超音波を使った専用機器が使用されます。
運動療法は筋力トレーニング、ストレッチなどで関節への負担を軽減したり、関節の可動域を広げたりします。

装具療法

関節の保護、固定、動きの安定を目的として、サポーター、コルセット、足底板などの装具を装着する治療法です。関節の変形そのものを治すことはできませんが、日常生活の中で、関節にかかる負担を減らし、痛みを和らげるため、動作が楽になる効果があります。

運動療法

筋力トレーニングや体操、ストレッチなどの運動によって、関節運動に関係する筋肉の力を向上させ、関節の可動域を広げて動きをスムーズにさせる治療法です。
痛みがひどい場合には無理をせず、安静にするのが鉄則ですが、筋肉や骨を鍛えるためにも簡単な運動は効果的です。

手術療法

手術療法は、保存的療法を一定の期間行なっても、改善の見込みがない場合に行われます。

主に変形性膝関節症の患者を対象に、関節鏡下郭清術、人工関節置換術、高位脛骨骨切り術などが行われ、関節の変形の進行程度や年齢も考慮に入れて、最適な手術方法を選択します。

手術自体はすぐに終わっても、その後に入院が必要だったり、リハビリとして半年前後の期間が必要な場合もありますので、手術を受ける前に医師とよく相談して、しっかり準備することが大切です。

以上、医療機関で行われる治療法について簡単に説明しましたが、薬物療法、温熱療法、装具療法、運動療法、手術療法については、各ページでさらに詳しく解説しています。

関節痛に悩んでこれから病院へ行くことを検討されている方は、ぜひ参考にしてください。

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