関節痛サプリメントとして有名な成分のひとつが、コンドロイチン。なぜコンドロイチンが膝などの痛みに有効なのかを説明しています。飲んでいる人の口コミも参考にしてください。
コンドロイチンの正式名称はコンドロイチン硫酸と言い、人間の体内でアミノ酸と糖が結合したグルコサミンが代謝して生成されるムコ多糖の一種です。
軟骨や結合組織、粘液に含まれる成分であり、関節軟骨の約27~43%を占め、全身の関節がスムーズに動くために重要な働きをしています。また、靭帯や筋肉の腱などの弾力性を構成するのにも必須のものとなります。
体内のコンドロイチンは加齢とともに生産量が減少してしまいます。その結果、関節の軟骨も減少することになり、膝などの痛みや炎症を起こす原因になります。そこで、体外から補充することが必要になりますが、食品から大量に摂取することは難しいため、サプリメントが有効な手段となります。
グルコサミンと混同してしまいがちですが、グルコサミンとコンドロイチンの関係は「部品」と「製品」に例えられます。コンドロイチンなどのムコ多糖類を構成している成分がグルコサミンということになります。
コンドロイチンは摂取により膝の関節軟骨変性によって起きる変形性膝関節症に対して、抑制作用や水分保持などの働きで膝の関節軟骨を守ると考えられています。
関節の痛みを和らげるために、湿布や塗り薬、痛み止めなどが用いられますが、一時的な対処にしかならない場合もあります。コンドロイチンは関節の軟骨成分の生成を助けるため、摂取し続けることで軟骨のすり減りによる痛みの緩和の効果が期待されます。
膝などに違和感が出た時には、早めにコンドロイチンを摂取すれば関節軟骨の柔軟性や表面をなめらかに保つことができるでしょう。
コンドロイチンの一日の摂取量の目安は年齢や体重に関係していますが、だいたい400~1,200mg程度と言われています。コンドロイチンは年齢とともに減少していくものなので、中高年になるほど上限よりになると考えたほうが良いでしょう。
体重を基準に考えると、54キログラム以下の人の摂取量が800mg、それより体重がある人はさらに摂取量の目安が多くなります。
コンドロイチンはグルコサミンと併用するのが効果的とされていますが、その場合の比率は4:5(コンドロイチンが4、グルコサミンが5)がベストと言われています。
サプリメントを選ぶ際は一日の摂取目安量を必ず確認し、グルコサミンやヒアルロン酸などを同時配合している場合は、含有比率にも注意することが必要です。
●コンドロイチン&グルコサミン ふしぶしの恵(ファイン)
モンドセレクション2014金賞受賞。1日当たり鮫コンドロイチンを1100mg、グルコサミンを1000mg以上凝縮し、手軽に骨や軟骨ケアができるように設計。そのほか、Ⅱ型コラーゲンとミネラル、ビタミンと関節の動きをサポートする成分を同時配合しています。
価格 | 3,780円(税込み) |
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有効成分 | コンドロイチン、グルコサミン、Ⅱ型コラーゲン、大豆イソフラボン、ビタミンC、ビタミンB、ビタミンB群 |
コンドロイチン含有量 100mgあたりの料金 |
115円 |
サプリメントの 形状 |
錠剤 |
安全性 | ISO9001、有機JAS認定、GMP取得と三つの規格を合格。客観的にも安全性の高さが認められています。 |
1日の摂取量 | 15~30粒 |
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