関節痛さよなら大百科 HOME » 第4章 関節痛の基礎知識(関節の仕組み) » 肩関節

肩関節

ここでは、肩関節の構造とその働きについて解説します。

肩関節の構造は?

関節とは、骨と骨とのつなぎ目となる部分のこと。肩部においては、肩甲骨や上腕骨をはじめ、鎖骨、軟骨など、主たるものだけでも10以上もの骨が集まり形成されているため、数多くの関節が存在します。

その中でも代表的なものが、第2肩関節。簡単にいえば、肩甲骨と上腕骨をつなぐ関節です。

上腕骨の先端は丸いボール状になっており、お椀型をした肩甲骨の先端とつながっています。お椀の中でボールがグルグルと自由に動くことから、肩は360°自由に動くことができます。

表面は軟骨組織で覆われており、関節液という潤滑油により、ボールやお椀がすり減ることなく、肩をスムーズに動かすことができるようになっています。

ご経験がある方も多い「脱臼」という症状。これは、肩に強い負荷がかかることで、ボールがお椀の外に飛び出してしまった状態にあたります。

普段、肩関節にはそれ程の大きな負荷はかかっていません。そのため、体重の半分以上を常に支える膝関節や股関節に比べ、脱臼を起こす頻度も多くなっています。

肩関節はどんな働きをしているのでしょう?

「物を持ち上げる」「前後左右360°に回転させる」など、腕を自在に動かすために、さまざまな役割を担うのが肩関節になります。人間が持つ関節の中でも、もっとも可動域が広く、自由度も高くなっています

人間は進化の過程において、脳を著しく発達させてきました。それに合わせ、腕や手も複雑な動きが可能に。最新の科学技術を以ってしても、人間の腕の動きを完全に再現することはできません。

大きな関節組織でありながら、その極めて繊細な働きを任されているのが肩関節なのです。

また、重たい腕を結合し、肩からぶら下げるという役割もあります。その重さは、片腕で約4キロ。1リットルの牛乳4つ分にあたる重さを、片方の肩関節で常に支えているのです。

肩関節を痛めた方の改善策

肩関節に痛みが生じる理由

肩関節は腕と首をつなぐ重要な関節で、3つの「解剖的関節」と3つの「機能的関節」の合計6つが連動し、腕の複雑な動きをつくりだしています。

ここに関節痛が起きる原因を見ていきましょう。

1、肩の使いすぎ 重いものを持ち運んだり、上げ下げするといった動作は肩への負担を増大させます。

また、筋トレなどのトレーニングで上半身を鍛えようとして負担をかける方法も、肩を傷める原因となってしまいますので注意が必要です。

2、神経のトラブル 腕神経は頚椎から出てきて指先まで行く神経ですが、頚部から肩にかけて圧迫、障害されている場合、肩関節を動かしたとき、肩部に痛みを生じる場合があります。

3、肩関節および周辺の筋肉の拘縮 肩関節そのもの、もしくはその周囲にある筋肉が拘縮すると、「四十肩」や「五十肩」と呼ばれる症状になります。 このような筋肉のトラブルを抱えると、関節の可動域が制限され、そこから関節痛が引き起こされます。

4、それ以外の原因 骨折・脱臼・頸椎疾患など、関節以外の部位のトラブルからも肩の関節痛が引き起こされます。
 

肩関節の痛みの効果的な改善方法

肩関節は、仕事や勉強などで同じ姿勢を続けたり、肩の筋肉に負担をかけるような動作やトレーニングによって疲弊します。

また、関節を使いすぎることで摩耗が起き、肩を傷める原因にもなりますので、負担のかからない方法で肩を使うことを意識してみてください。

神経系や内臓機能など、直接肩関節に関係のないトラブルが痛みの原因になっている場合もあります。その際は、専門医の診断やリハビリテーションとの連携なども、状況に応じて必要となります。

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