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膝関節

ここでは、膝関節の構造とその働きについて解説します。

膝関節はどんな構造をしているの?

膝は、太ももの骨(大腿骨)スネの骨(脛骨)スネの裏側の骨(腓骨)膝の皿(膝蓋骨)の4つの骨が合流する地点になっています。

また、これらの合流地点でそれぞれの骨が衝突しないよう、いわば交通整理をしているのが「靭帯」「軟骨」「半月板」「関節包」になります。

細分化すれば、膝はさらに小さな組織に分かれますが、膝の構造を考えるうえで大切なのは、以上の4つ。いずれかの調子が悪ければ、膝の機能は果たされません。

膝関節はどんな働きをしているの?

膝関節には、大きく分けて「足を動かす」「体重を支える」という2つの役割があります。

【足を動かす役割】

私たちの生活において欠かせない「歩く」「しゃがむ」「正座」という動作において、膝はそれぞれ60°、100°、140°の角度で曲がります。
万が一、膝がこのように曲がらない場合、歩くことも椅子に座ることもままなりません。膝が曲がるからこそ、私たちは日常生活をスムーズに過ごすことができるのです。

【体重を支える役割】

膝より上には、太もも、胴体、両腕、頭があります。つまり、人間の体のほとんどが膝よりも上部にあり、ほとんどの体重を膝で支えていることになるのです。
さらに、歩くときには体重の約2倍、階段の昇降で約3倍、走る際には約5倍の負担がかかると言われ、仮に50キロの人が走っただけでも、250キロもの衝撃に。
日々の生活において、いかに膝の役割が重要か、お分かりになられるかと思います。

膝関節を痛めた方の改善策

膝関節に痛みが生じる理由

膝は、上半身と下半身の重さをまとめて支えながら、足を動かす機能を持った重要な部位です。ここに関節痛が起きる原因について見ていきましょう。

1、軟骨のすり減り 膝関節は、体の部位の中でも日常的に動かす「足」の機能をつかさどっています。 筋肉と骨によって支えられていますが、足を何度も曲げ伸ばしすることによって膝関節の軟骨部分が摩耗し、そこから骨と骨がぶつかり合うようになって、痛みが起きてきます。

軟骨は一度すり減っても修復し、元の滑らかな状態へと戻ります。しかし年齢を重ねるにつれて、すり減ったまま修復が行き届かない状態になると、骨と骨が当たり、そこからさらに痛みを生じてしまいます。

2、肥満による負担増 膝は太もも、お尻、内臓、さらには頭部などの重量をすべて引き受ける部位です。膝から下の部位は、全体重からするとほとんど重さのうちには入らないため、膝には常時、体の半分以上の重さがかかっています。

この状態からさらに太ってしまうと、膝関節にはさらに多大な負担がかかります。ほとんどの場合、脂肪がつくのはお腹周りやお尻などの体幹部分になりますから、体幹を支える膝にかかる重さも相対的に増えることになります。

3、骨や筋肉の衰え 膝の関節を支えているのは筋肉ですが、中高年期に入ってからは全身の機能が徐々に衰えていくため、骨密度や筋肉量の減少、筋力の低下などによって膝への支えがもろくなります。

安定的な支えを失った膝関節には、ダイレクトに負担がかかるようになりますので、そこから摩耗が増えたり、炎症が起きるなどして、関節痛が現れてきます。

膝関節の痛みの効果的な改善方法

膝関節の痛みが出た時は、何が原因になっているかを考え、関節にかかる負担を減らしていかなければなりません。 肥満傾向にある方は体重を減らす工夫を。筋肉や骨が衰えている場合は、食事でしっかりと栄養を摂りながら、適度にトレーニングも行って筋肉を増やしていきましょう。

膝に負担をかけるような姿勢や激しい運動などは避け、痛みが出ないように安静にすることも大切です。

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