関節痛さよなら大百科 HOME » 第4章 関節痛の基礎知識(関節の仕組み) » 肘関節

肘関節

ここでは、肘関節の構造とその働きについて解説します。

肘関節の構造

上腕骨と前腕骨が接している部分を、肘関節と呼びます。

上腕骨は肩から肘にかけての骨で、ちょうど力こぶのできる部分。一方、肘から手首にかけての骨が前腕骨になります。

前腕骨には橈骨(とうこつ)と尺骨(しゃっこつ)の2本が存在し、上腕骨と合わせて計3本の骨を肘関節がつないでいます。そこに、軟骨や靭帯、筋肉などの軟部組織が肘関節を支えることで、腕全体を円滑に動かしているのです。

普段、意識することはありませんが、私たち人間は日常生活において、常に手や腕を使っています。

腕や指のあらゆる動作に肘関節が関っているため、常にスムーズに動かせるよう、軟部組織が重要な役割を果たしているのです。

そのため、軟部組織は一部でも損傷すると、肘が自由に動かなくなることも

このような症状の代表例として「野球肘」が挙げられます。とくに、ピッチャーをしている少年に多く見られ、軟部組織の成長過程で肘に過度な負担を与え続けることで発症してしまいます。

腕の構造上、日常生活において肘は、とても重要な役割を担っています。少しでも関節痛を感じた場合は、医師に相談することをおすすめします。

肘関節はどんな働きをしているのでしょう?

肩から指先まで、腕にはいくつもの関節が存在します。

それぞれ働きも異なり「肩関節=部長」「肘関節=課長」「手指関節=末端社員」というように、会社の役職に例えることができます。

部長からの方針を受けた課長は、末端社員が動きやすいように中間管理職として指示を出します。つまり、部長である肩関節が「指を動かせ!」と指示を出しただけでは、手指を効率的に動かすことはできません

また「肘を曲げ伸ばしする」「腕を回旋させる」といった動きも、肘関節が可能としています。肘関節があることで、より具体的な細やかな動きが可能となるのです。

なお、肘関節は「ちゅうかんせつ」と読みます。多くの方が「ひじかんせつ」と間違えてしまうため、豆知識として覚えておきましょう。

肘関節を痛めた方の改善策

肘関節に痛みが生じる理由

肘関節(ちゅうかんせつ)は3つの骨から構成されており、腕の曲げ伸ばしや回旋運動などを可能としています。二の腕や手を動かす際にも、肘関節はスムーズな腕を動きをサポートしています。

ここに関節痛が起きる原因について、詳しく見ていきましょう。

1、腕の使いすぎによる疲労・炎症 仕事や家事などで腕を動かしていると、肘が痛むことがあります。これは、同じ動作を繰り返し行うことで関節に負荷がかかり、疲労によって炎症が起きてしまうためと考えられます。 腱鞘炎にかかった場合も、腕や手首ではなく肘関節部分に痛みを抱えることがあります。

スポーツや、極端に腕に力をかけるような動作などを行った場合も、肘関節に多大な負担がかかり、痛みを生じるケースが考えられます。

2、関節リウマチ 高齢者に多いと言われる関節リウマチは、腕をつなぐ肘関節部分にも現れる症状です。リウマチが起きる仕組みは、自分の体に備わっている免疫が正常に機能せず、常に特定の部位を攻撃し続けることによって炎症が起きてしまうというものです。

 

肘関節の痛みの効果的な改善方法

肘関節が痛んだ場合、原因について思い当たることがあれば、すぐに専門医を受診しましょう。リウマチなどは自分で治すことのできないトラブルですから、専門医の指導の下でリハビリや薬物療法などを行い、しっかりと経過を観察していく必要があります。

それ以外には、普段から同じ動作を取り続けない、関節に負担をかけないように安静に暮らすなど、細かいことではありますが、痛みが悪化しないように無理のない範囲で腕を動かすことを意識していきましょう。

このページを見た人はこちらもチェックしています

関節痛に悩む人必見!おすすめのサプリメント成分とは?
特集!今話題!関節痛に有効な成分_オメガ3脂肪酸_詳細を見てみる