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肘関節

ここでは、肘関節の構造とその働きについて解説します。

肘関節の構造

上腕骨と前腕骨が接している部分を、肘関節と呼びます。

上腕骨は肩から肘にかけての骨で、ちょうど力こぶのできる部分。一方、肘から手首にかけての骨が前腕骨になります。

前腕骨には橈骨(とうこつ)と尺骨(しゃっこつ)の2本が存在し、上腕骨と合わせて計3本の骨を肘関節がつないでいます。そこに、軟骨や靭帯、筋肉などの軟部組織が肘関節を支えることで、腕全体を円滑に動かしているのです。

普段、意識することはありませんが、私たち人間は日常生活において、常に手や腕を使っています。

腕や指のあらゆる動作に肘関節が関っているため、常にスムーズに動かせるよう、軟部組織が重要な役割を果たしているのです。

そのため、軟部組織は一部でも損傷すると、肘が自由に動かなくなることも

このような症状の代表例として「野球肘」が挙げられます。とくに、ピッチャーをしている少年に多く見られ、軟部組織の成長過程で肘に過度な負担を与え続けることで発症してしまいます。

腕の構造上、日常生活において肘は、とても重要な役割を担っています。少しでも関節痛を感じた場合は、医師に相談することをおすすめします。

肘関節はどんな働きをしているのでしょう?

肩から指先まで、腕にはいくつもの関節が存在します。

それぞれ働きも異なり「肩関節=部長」「肘関節=課長」「手指関節=末端社員」というように、会社の役職に例えることができます。

部長からの方針を受けた課長は、末端社員が動きやすいように中間管理職として指示を出します。つまり、部長である肩関節が「指を動かせ!」と指示を出しただけでは、手指を効率的に動かすことはできません

また「肘を曲げ伸ばしする」「腕を回旋させる」といった動きも、肘関節が可能としています。肘関節があることで、より具体的な細やかな動きが可能となるのです。

なお、肘関節は「ちゅうかんせつ」と読みます。多くの方が「ひじかんせつ」と間違えてしまうため、豆知識として覚えておきましょう。

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