関節痛さよなら大百科 HOME » 第1章 関節痛(膝・肘・肩・手指)の種類 » 変形性関節症

変形性関節症

膝が痛い原因のひとつである変形性関節症の症状・原因や治療方法について解説しています。

膝が痛い原因となる変形性関節症の症状と原因

変形性関節症は、骨と骨との間にある軟骨がすり減って、滑らかな動きができなくなり、大きな摩擦が生じることにより発症し、関節に痛みや腫れの症状が起こる病気です。膝が痛い原因のひとつとして挙げられます。

軟骨の下の骨が硬くなったり、骨棘と呼ばれる突起ができて関節の変形が起こり、放置すると関節の動き自体が悪くなる可能性もあります

さらにやっかいなことに、この変形性関節症は、全身のあらゆる関節で起こり得るのです。

その中で症状を起こすと日常生活に支障が出るのは、膝、股の関節、背骨の腰の部分(脊椎)で、それぞれ変形性膝関節症、変形性股関節症、変形性脊椎症と呼ばれます。

原因として考えられているのは、遺伝、年齢・性別、肥満、職業などです。

遺伝については家族に変形性関節症の人がいると変形性関節症になる確率が高くなるという調査報告があるため、何らかの遺伝が関係していると言われています。

年齢は高くなればなるほど患者数が増える傾向にあるのですが、加齢とともに筋力が弱くなり関節にかかる負担が大きくなる、関節を長年使い続けて軟骨がすり減ってきたことなどが関係していると思われます。性別では年齢が高くなるほど女性患者が増えてくることがわかっています。

肥満については、太っていると膝や股の関節にかかる負担が大きくなるため変形性関節症が起こりやすくなると考えられています。

この他、スポーツ選手や肉体労働者、ピアニストなどはよく使う部分の関節に変形性関節症を起こすことがあり、職業による影響があることも無視することはできません。

薬物療法と運動療法が治療の基本

変形性関節症の治療の基本は薬物療法と運動療法になります。

薬物療法で症状を和らげつつ、同時に運動療法により筋肉を鍛えることで関節の機能を回復させます。これらの治療を行っても改善しない場合は手術を行うこともあります。

薬物療法ではおもに非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)が使われます。また、ヒアルロン酸やステロイドなどの薬を関節内に注射することで、関節の機能を改善したり炎症や痛みを和らげたりもします。

運動療法は決して激しいスポーツをするわけではありません。水中歩行や家庭で簡単にできるストレッチなどの運動を行うことで関節の動く範囲を拡げたり、関節の周りの筋肉を鍛えて関節にかかる負担を軽くします。また、変形性関節症の原因の一つである肥満の解消にもつながります。

運動の効果はすぐに現れるわけではありませんが、簡単な運動を毎日少しずつ継続することが大切です。無理な運動はかえって症状の悪化につながりますので、医師に相談し指導を受けるようにした方がよいでしょう。

また、運動療法と併用したいのが食事法です。膝関節や軟骨を構成している成分が含まれる食事を摂るようにします。グルコサミン、コンドロイチン硫酸、ヒアルロン酸、コラーゲンなど、また関節炎の痛みを和らげるオメガ3脂肪酸などを取り入れましょう。

最近ではこうした成分を配合したサプリメントも数多く出回っていますので、上手に活用して摂り入れるとよいでしょう。

 
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