関節痛さよなら大百科 HOME » 第1章 関節痛(膝・肘・肩・手指)の種類 » O脚と関節痛の関係は?

O脚と関節痛の関係は?

O脚と関節痛の関係

両足にすき間ができる「O脚」は、足が湾曲したようなO型になり、歩行がしにくくなるというトラブルです。一見足が曲がっているように見えますが、足そのものが曲がっているのではなく、骨格に歪みが生じるところからだんだんとO型になっていきます。

O脚が進むと、重心がずれて体が傾いたり、おかしなバランスになってしまうため、足の関節には通常よりもかなりの負担がかかります。関節軟骨の摩耗が進行し、ズキズキと痛んだり、ひどい場合は足を動かすことが困難になったりします。

日本人はあぐらをかいたり、女の子座り(足を揃えて横に投げ出す)などをする人が多いため、潜在的に体のバランスが歪んで、O脚になるリスクを抱えている人が多いです。高齢期に入ると筋肉量や骨密度が低下するため、さらにO脚の症状が進行しやすくなります。年齢とともに体の歪みや歩行困難のリスクがアップしますので、早めに予防策を講じておく必要があります。

O脚は子どもの頃からの体のクセや姿勢によって起こりやすいトラブルです。そのため、生活習慣を見直しながら、姿勢のクセや座り方などを研究し、正しいバランスに整えていかなくてはなりません。関節痛を発症している方の場合、すでに痛みという症状が出ているため、O脚にならないよう正しい姿勢を取りつつ、関節痛への予防策も講じていく必要があります。

関節痛とO脚には直接の関係性は?

O脚になったから関節痛が起きるのか、それとも関節痛があるからO脚が進行するのか、どちらが原因か分からない場合もあります。どちらの症状も持っている方は、原因がどちらにあるのか悩んでしまうかもしれません。

原因を知るためには、子どもの頃からO脚気味だった(もしくはO脚になるような歩き方や姿勢のクセがあったか)を思い出してみます。関節に痛みがなければ、O脚によって関節痛が出ている可能性が高くなります。

O脚より先に関節痛を抱えている方なら、事故やケガ、あるいはそれ以外の原因(関節の日常的な酷使や急激なトレーニングによる摩耗など)があり、そこからO脚を生じている可能性があります。関節痛になっても、必ずO脚になるというわけではありませんし、O脚になったからといって関節通が酷くなるわけではありません。

しかし両者には、お互いの症状を悪化させる相互作用がありますので、痛みや違和感を放置しておくと、相互作用が働いてしまう可能性もあります。「O脚になっているかも」「足の関節が痛いなぁ」と感じたら、放置することなく、すぐに医師の診断を受けるなどして、正しく自分の体の状態を把握していく必要があります。

O脚による関節痛を予防する方法

1、姿勢を直す

O脚になると、だんだんと体のバランスが崩れて姿勢が乱れてしまいます。そのため、普段の姿勢のクセというものを正しく知り、O脚が悪化しないように予防していくことが大切です。

整体院などの診療所で姿勢の悩みを相談したり、体がひどく曲がっている場合はリハビリテーションを受けて、少しずつ骨格を正しい位置に戻していく必要があります。関節の痛みやO脚の程度が軽い場合は、ヨガやバレエなど体のバランスを訓練する教室に通うのも一つの方法です。

2、足に筋肉をつけていく

関節が骨と骨とを結ぶクッション材であるのに対して、筋肉は骨や神経など体の内側を正しい位置に収める土台のような存在です。O脚を治し、関節痛を緩和するためには、この土台である筋肉をしっかりとつけていくことが大切です。

筋肉がついていれば、体はバランスを失うことなく正しい位置で動作を行うことができますので、O脚による関節痛のリスクを減らすことができます。関節に痛みがない場合は軽いウォーキングやランニング、もしくは自転車などがおすすめです。ジムなどで、太ももやふくらはぎなどを部分的に鍛え、筋肉をつける方法もあります。

3、生活習慣を改善する

O脚の原因は、99%が普段の生活習慣であると言われています。床に座ってあぐらをかいたり、曲がった姿勢で本を読む、女の子座りをしながらスマホを見る・・・などの、意識せずに行っているポーズこそが、O脚と関節痛を引き起こす原因となっています。

姿勢に関する問題がある場合は、O脚が悪化しないうちに、正しい姿勢に戻していく作業が必要となります。自宅では「座りっぱなし」「同じ姿勢を取り続ける」といった、無意識的な生活習慣を改善していくことも大切。ヨガやストレッチなどを取り入れる方法も効果的です。

4、病院や診療所、整体院などで診てもらう

O脚になってしまった場合は、病院や診療所などで調整がきくかどうかを判断してもらうのが確実です。骨格以上などの問題がなければ、整体院などではすぐに調整や矯正に入ってもらえます。O脚に加え、関節痛も発症している場合は、荒療治では治すことができません。その場合は病院を受診し、関節痛を予防しながらのリハビリ治療となります。

関節痛に悩む人必見!おすすめのサプリメント成分とは?
特集!今話題!関節痛に有効な成分_オメガ3脂肪酸_詳細を見てみる